今日のうつ病ニュース 08.03.13(木):新型抗うつ剤 SA4503▽抗うつ剤の効き目を血液検査で確認▽脳だけなら老人と若者は同格▽ほか
セロトニン等の材料=アミノ酸を補給して、セロトニンとノルアドレナリンが増えるのを助けます。■セロトニンとノルアドレナリンの飲み物
私もあなたと同じく、どんよりした気分でした。歩き方をほんの少し変えるまで…
■Q1. ゆううつを自分で脱したい? Yes・No
■新型抗うつ剤 SA4503、エーザイがおねだり中
これ去年の8月のメルマガでお伝えした件の続報ですね。
この新薬は従来のうつ病治療薬と違い、脳内の「シグマ受容体」を通じて機能を改善する仕組み。「これまでの治療薬が有効でなかった患者にも効果が期待できる」(エーザイ)とみている。
(内容を保つように編集済み)
ニュースの本文としては「 EU あたりで試験中の薬が凄そうだから、日本の会社が買い付けたがっている」というものなので、すぐに発売になるというものではありません。まぁもともとこの薬って日本の参天製薬が作ったんですけど。
じゃあなぜ取り上げるかというと「作用メカニズムが従来品と違う=今までどの抗うつ剤が効かなかった人が救われるかも」というわけです。
開発会社の説明によると、「うつ病の原因がセロトニンとかの不足なんてウソ!脳の構造に変化が起きないってのもウソ!うちの薬で脳をもとから再生すればいいのに!」だそうです。
詳しいところは公表されていないのでよく分かりませんでしたが…
シグマ受容体に効くとは言っていますが、シグマ受容体って複数あるしなぁ… と検索してみたら、SA4503 が作用するのはシグマ1らしいです。
あ、あとうつ病の薬として EU あたりで発売になるのは 2015年あたりらしいですよ。日本の発売は全然未定。
この薬に興味がある人にお勧めの文献:
「シグマ受容体リガンドと抗ストレス作用」
野田幸裕、亀井浩行、鍋島俊隆
日薬理誌 114号 p.43〜49 (1999年)
■抗うつ剤が効いているかを血液検査で確認
リンク先は話が長いので勝手にまとめますと、
- うつ病の人は、脳細胞の表面に「GSアルファ」というたんぱく質が閉じこめられている
- GSアルファがこうして閉じこめられると、神経伝達物質(セロトニンとか)の動きが悪くなる
- 抗うつ剤を飲むと、1ヶ月くらい経ってからGSアルファが脳細胞の表面から解放される。でもそれよりも早く、4〜5日後には血液中の赤血球からもGSアルファが解放される。
- じゃあ抗うつ剤を飲んで4〜5日後に赤血球を観察すれば、1ヶ月後に実際に抗うつ剤が効き始めるかどうか分かるのでは?
(内容を保つように編集済み)
ということらしいです。
今までですと飲んで2〜3週間待たないと効いてるんだか効いてないんだか分からなかった(しかも患者の主観的な感想でしかなかった)ので、薬を変えるかどうかの判断には3週間くらいかかっていたんですね。
どの薬が自分に合っているかを判断するデータとしてはありがたいものになりそうです。
京都大学心理学研究室の桜井芳雄教授による実験。
- 1歳の若者ネズミ(人間で30〜40歳に相当)と、2歳の老人ネズミ(同80歳に相当)を用意
- 脳に電極を刺し、脳が何かを思い出したりして脳神経が0.04秒あたり3回以上働いたらエサが出る装置につなぐ
- 結果、40分後に取れたエサは若者11個/分、老人9個/分(比率は 1.22 : 1)
(内容を保つように編集済み)
結論としては「身体さえ鍛えれば若い者には負けはせん!」ということだそうです。
>40分後に取れたエサは若者11個/分、老人9個/分
老人って食が細いから、そんなにお腹減ってなかったというオチはないんでしょうか。
その他の小さなニュース:
■肥満と短時間睡眠は悪循環の関係
1999年と2006年の調査で、どちらの時点でも睡眠時間5時間未満の人にはそれ以上寝ている人よりも1.4倍多くの肥満の人がいて、また1999年に肥満だった人は2006年に睡眠時間が減っていた。
■寝てるだけじゃダメ!
いつも頭がぼんやりするのは
体内時計がずれてるからかも…?
| | 2008年03月13日 14:57 | | トラックバック歓迎 (0) |
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