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「うつ病に立ち向かう、たった1つの方法」

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タイトル:「うつ病に立ち向かう、たった1つの方法」
発行:メイプル出版会

http://www.sayonara-utsu.com/
価格:\15,800 〜 \16,800(本記事執筆時点)

うつ病ドリル読者へのおすすめ度:★★★☆☆ 3/5点
寸評:褒めようもけなしようもない


このマニュアルの作成者は、ご自身もうつ病を患い、家族や職場にも言えず病院へ行くのには抵抗があった……というある意味「典型的」かつ「昔ながらの」うつ病経験者さんのようです。
だからかどうか、「うつ病にかかる人は真面目で繊細」「うつ病になるには外的要因がある」という、今となっては「?」である説も臆せずに述べています。
しかし、まだまだ「精神科にかかると解雇される」と思っている人も多いでしょうから、これはこれで意味のあることなのかもしれません。

肝心の方法は、というと、

 1.自分の心の状態を一定時間ごとに数値化する
 2.状態が良くなるきっかけ(外的要因)を見つける
 3.規則正しい健康的な生活をする

簡単に言えばこれだけです。
この方法を作者は『メンタル・タフネス―ストレスで強くなる』(ジム・E.レーヤー著)から学んだとしています。
そういえば、『うつのセルフ・コントロール』(ピーター・M・レウィンソン、メリーアン・ヤングレン、リカルド・F.ムーニョ、アントネット・M.ツァイス著、大原健士郎監修)という本でも、緊張の度合いを数値化することでうつのコントロールを図る、という方法が紹介されていました。
海外ではポピュラーな方法なのかもしれません。
ともかく憂鬱だ、うつ病かもしれない、だけど精神科には行きたくない、働きながら少しでも憂鬱をコントロールしたい……という人には向いていそうな気もします。

かといって病院へ行くことを批判しているわけではありません。
このマニュアルにはドクター選びのチェックポイントも載っていますし、チェックポイントを全部満たす病院探しに時間を割くよりも、ある程度満たすところに決めてまずは薬物療法を、という柔軟性も説かれています。

全体としては、「うつ病初心者」向けのマニュアルといった感じです。すでにある程度の知識と経験がある、という方にとってはあまり新しい発見はないように思います。


【お勧めポイント】

  • とにかく手軽。難しいことは何も要りません。
  • うつ病の状態を客観視できます。
  • 病院にかかることへの抵抗が減ります。


【お勧めしないポイント】

  • うつ病について自分で調べた人には全く物足りないと思います。
  • 決められたことができないとかえって落ち込んでしまう、という人には危険かも。


【こんな人に向いているかも】

  • 「うつ病らしい、でも何をしていいかわからない」という人。
  • 周りにうつ病経験者がいなくて話を聞けない人。
  • 決められたことをきちんとやっていける人。

 

■寝てるだけじゃダメ!
いつも頭がぼんやりするのは
体内時計がずれてるからかも…?


  | 2007年02月16日 21:12  | トラックバック歓迎 (0)  | この記事をはてなブックマークに登録 - うつ病ドリル この記事をブックマークした人たちのコメント一覧 - うつ病ドリル

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