抗うつ薬が効かないと「擬態うつ病」?

セロトニン等の材料=アミノ酸を補給して、セロトニンとノルアドレナリンが増えるのを助けます。
■セロトニンとノルアドレナリンの飲み物

私もあなたと同じく、どんよりした気分でした。歩き方をほんの少し変えるまで…
■Q1. ゆううつを自分で脱したい? Yes・No

fine club No.63 仮面うつ病と擬態うつ病

>「擬態うつ病」というものもある。本当はうつ病ではないのに、「仕事でミスしても、
>具合が悪くなっても、自分はうつだから優しくしてね」という状態を指す。
>「擬態うつ病」かどうかは、抗うつ剤で症状が改善されるかどうかがポイントだとされる。

そうですか。
うつ病に関する知識ゼロの人が、いかにも「健康のエキスパートです」って感じの記事を書いてるのはどうなんですかね。こういう記事がうつ病に関する偏見を助長しますな。
抗うつ薬を飲んでも効きにくい人・効かない人は50%もいるとメーカーも認めているのに。

ちなみに「擬態うつ病」は Dr.林(林公一氏)の造語であり、症状や病名を指すものではありません。「抗うつ薬が効かないのは擬態うつ病の疑いあり」というのは林氏の「擬態うつ病」という本での主張です。
ただし林氏も「擬態うつ病を見分けるポイントはない。その人から受ける全体的な印象である」と言っています。

そういう細部の情報を落として、表面だけ取り出して「抗うつ薬が効かないならニセモノのうつ病だ」と取れる記事を書くのはいかがなものか。


といっても、林氏のうつ病に対する見解も

>薬を中心とした治療で、8割以上の人が2-3週間 で回復に向かいます

という現状とかけ離れたものだったり、うつ病自己診断用チェックリストとしてツングのうつ病尺度(一般にはほとんど使われていない)を持ち出してきたりと、かなりの独自路線なので、まぁどっちもどっちという感じですか。


追記:

以下の内容のメールを出してみた。どうなることやら。



お世話様です。google ニュースで
http://www.fine-club.com/health/column/column1/063.html

を見つけましてお便り差し上げる次第です。
「うつ病ドリル」というサイトを運営しているものです。

>「擬態うつ病」というものもある。本当はうつ病ではないのに、
>「仕事でミスしても、具合が悪くなっても、自分はうつだから優しく
>してね」という状態を指す。「擬態うつ病」かどうかは、抗うつ剤で
> 症状が改善されるかどうかがポイントだとされる。

とあります。この主張はおそらく林氏の「擬態うつ病」という
著書からの引用および林氏のサイトからの引用だと思いますが、
林氏は「擬態うつ病を見分けるポイントはない」と言っています。
http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0775.html

このような記事はうつ病に対する偏見を助長するのではないかと
思います。
だいたい、メジャーな抗うつ薬「パキシル」でさえ飲んだ人の50.4%にしか
有効でないとメーカー自らが臨床試験結果を開示しているのに、「抗うつ剤で
症状が改善されるかどうかで擬態うつ病を見分ける」という記事を載せて
良いのですか?
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/paxil/r_seiseki/p8.html

記事を書かれた Mica Okamoto さんはどのような方ですか?
記事にはオリジナルの主張も見られず、正しいデータを持っているようにも
見えません。一般の著書からの引用だけで記事を書いていませんか?
「真面目な人がうつ病にかかりやすい」というのは確かですか?
私はそのような統計を見たことはありませんが。

同様の意見は私のサイトで書きました。
http://server343.dyndns.org/utu/column.php
不都合がありましたら削除します。
ご意見お聞かせ下さい。


( → この記事を引用・転載するには?

 

■寝てるだけじゃダメ!
いつも頭がぼんやりするのは
体内時計がずれてるからかも…?


  | 2005年05月09日 09:46  | トラックバック歓迎 (1)  | この記事をはてなブックマークに登録 - うつ病ドリル この記事をブックマークした人たちのコメント一覧 - うつ病ドリル

似ている記事

■(講演レポート)「精神疾患への新しい考え方 〜栄養アプローチの理論と実際〜」
■(講演レポート)「不眠症の原因と睡眠薬の使い方」
■(講演レポート)「ストレスと精神生物学 −新しい診断法を目指して−」
■(講演レポート)眠りの仕組みからみた睡眠障害 −眠気とその対処法−
■「スマイルズ・アゲイン」北島クリニック院長・北島潤一郎様のコメント
■第10話「再会」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■(講演レポート)市民公開講座「うつ病の治療法を考える −当事者、家族が求めるもの」
■第9話「迷い道」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第8話「葛藤」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第7話「剥げた仮面」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第6話「狸のクシャミ」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第5話「診断書のトリック」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第4話「ピエロの涙」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第3話「拒絶」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第2話「親友の崩壊」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■第1話「サイテーな奴」〜うつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■ありそうでなかったうつ病ドラマ「スマイルズ・アゲイン」
■遺伝子で決まる? うつのなりやすさ

続きは → コーナー全記事リスト




■へぇ〜、うつ病ってこうやって過ごせばいいんだ
笑い満載! 元気が出るゴハンから最新医療まで、ニコニコ読める当サイトのメール会報。うつ病のメールマガジンでは読者数1位!
あなたにも無料でお送りしましょうか?→ もっと詳しく&バックナンバー

欲しい方:
いらない方:



トラックバック絶賛受付中!

このエントリーのトラックバックURL:
http://server343.dyndns.org/mt/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/458


サイト名「::Catharsis aRchivE::」
記事名「疑惑
うつ病ドリルの記事を読んだ この記事で取り上げられている 林 公一/著『擬態うつ病』という本を ちょうど3年ほど前うつを発症した頃に購入し読んだこと... 2005年05月09日 11:46